いきもにあ 2019 に行ってきました![korin]

ご無沙汰しております、大鷭屋こりんです。

11月30日、12月1日と神戸サンボーホールで開催された、いきもにあ2019に行ってきました!

私は去年、別ブース(K大学野鳥研究サークル狗鷲)のほうで出展していましたが、今年からは鱗音の鳥類諸標本担当としてデビューの年でした。

ブースにお立ち寄りくださった皆様、差し入れをくださった皆様、私のことを覚えていてくださった方々、そしていきもにあという素敵なイベントの運営に携わり、また関わった全ての方々に、この場を借りまして深く御礼申し上げます。



ブース内の写真は店主はおこぜのカメラのデータがぶっこわれた為にありません。南無。


とにかく忙しく怒涛の二日間でした。おひるごはんを食べる余裕もないし、お茶を飲むタイミングもなかなか掴めなかった!

去年も同じ状況でしたが、我らのなんとまあ学習しないこと。

ウイダーinゼリーでも買っておけばよかった。

これにて二敗。

初日においしいひとくちおにぎりとがめ煮、二日目にはドーナツとクッキーを差し入れしてくれた母には特に感謝しています。特に飲み物の支給が有難かった。おいしかったです。


さて、私は今回、イベントでの販売というものが初めてでした。去年は展示のみで、今年はまあお金のやりとりが発生するだけやろとタカを括っていたら大間違い、「商品」を用意するのがこんなに大変だと思ってもみなかった。


羽標本を額装して販売する、レグホンやウズラの雛の剥製を販売するのは構想がありましたが、……羽1枚を、どうやって売るよ?


現在私の手元にある、羽1枚のみのコレクションの多さ。

小さな体羽でも魅力的なものや、希少なものもある。けれど、欲しがる人なんているの?

ってかこれ値段どうつけんの。販売形式は? 羽一枚ってどんな形で飾ればいいの?

頭ぐるぐる。去年の展示で人気だった羽を思い返しながら、キーホルダーを作ってみることに。

今思えば、苦し紛れで作ったキーホルダー、……キーホルダーってあんまり需要ないんだよね……。


フクロウの羽は触ってこそ!額装したり封入したりするとさわれないし、羽1本を……自立させる? あ、羽の単体の標本でありながら、家具に溶け込む高級感があったほうがいいかも。

え? なんですか鱗音店主、標本管の羽標本が欲しいって?

これは私が特別に保管しておきたい羽を1本ずつラベリングして置いておくための完全に自分用のものなので……。 え?需要がある? 標本管1本ずつをどうやって売るんです?


そんなふうに試行錯誤の末、ようやっと用意されたものたちがこちら。

(キッチン汚いのは許してください。)

この段階で実は、いきもにあまで1週間切ってました。


用意しようと思っていた期間に持病が悪化し、イベント準備どころか研究と日常生活も危うい状況に陥ってました。今はなんとか体が動きます。

アマゾンのお急ぎ便を駆使し(配送業者さんごめんなさい)、市内の素材屋を駆け回り、この子たちはいきもにあで日の目を見ることが叶いました。


気に入ってお手元にお迎えくださった皆々様、ありがとうございました。


特にレグホンのひよこたち、ウズラのひよこたちをお迎えしてくださった方々の、この上なく幸せそうな顔が忘れられません。


懇親会を含め、会期を通して様々な方々と交流することが叶い、本当に幸せな時間でした。


今後、なにかまたどこかで出展させていただく時のため、手技の向上をしていきたいと強く思います。

最後になりましたが、新しくなった鱗音を、今後ともどうぞご愛顧くださいますよう、私からも謹んでよろしくお願い申し上げます。


2019.12.10  暖かい冬の夜の金沢から  大鷭屋こりん


鱗音のブースのお写真を持っている方がいらっしゃいましたら、ぜひお見せいただけると幸いです。


また、昆虫動態標本・透明標本・鳥類諸標本について、こんなポーズが欲しい!こんなグッズが欲しい!

(例:動態標本の土台が木製の高級路線もほしい、寄り添って眠っているひよこが欲しい、透明標本を封入したボールペンが欲しい)

など御座いましたら、いつでもご意見をお寄せください。

鱗音 -scaletone-

標本作成ユニット「鱗音 -scaletone-」公式サイトです。 主に昆虫の定格標本、動態標本、魚類・両生類・爬虫類を中心とした透明化骨格標本、鳥類を中心とした剥製標本、各部位の標本、羽の額装標本などを扱っています。

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